レーシングドライバーであり、SUPER GTのチーム監督でもある脇阪寿一がプロデュースした鍛造ホイール“11R”が全国の自動車用品店やタイヤ販売店でご購入する事が出来る様に成りました。TOYOTA車を知り尽くした男、脇阪寿一が細部までこだわった鍛造ホイール“11R”をご体感下さい。
仕上がりも美しいアルミの「削り出し」。アルミ削り出し鍛造とは、コンピューター制御されたマシニングセンターという精密工作機械を駆使し、鍛造されたアルミニウム合金の塊を彫刻のように削り、1つのアルミホイールに仕上げる手法です。マシニングセンターで切削された鍛造ホイールは、鋳造ホイールに比べて軽量・高剛性でシャープな外観に仕上げることができます。デザイン金型製法に比べて形状に自由度があり、複雑なデザイン造形を実現でき妥協の無いデザインを実現します。
アルミ合金「6061-T6」(鍛造アルミホイールに最適な素材)を採用。円柱状のビレットを、10,000トンの高圧鍛造機にて加圧。鍛造されたビレットは、金属の結晶を整え、気泡などの内部欠陥を圧着させるため、粘り強さが生まれ、薄くて強度が高い素材となります。
切り出されたアルミビレット『6061-T6』
高圧鍛造機がアルミを加圧。組織が密に鍛えられ、薄くても強度が高い素材が作られていく。
精密なマシニングセンターが可能にした、超硬ドリルでの削り出し。妥協のないデザインを実現する。
1991年にカートを初め、95年には全日本F3選手権に参戦し新人賞を獲得。翌96年には日本人として6年ぶりとなるチャンピオンを獲得。その後、98年にはF1ジョーダン無限ホンダテストドライバーを務める。
帰国後フォーミュラ・ニッポン(現SUPER FORMULA)、全日本GT選手権(現SUPER GT)に参戦。
フォーミュラ・ニッポンでは優勝回数5回、SUPER GTでは優勝回数11回、02年にシリーズチャンピオンを獲得、また06年にはドライバーズ&チームのダブルチャンピオンを獲得し、08年にはチームチャンピオン、そして09年には再びダブルチャンピオンを獲得した。
SUPER GTにおけるシリーズチャンピオン獲得回数は3度を誇り、その突出した実力、人気、知名度により「ミスターSUPER GT」の異名をとる。
2019年はSUPER GT 500クラスにおいてLEXUS Teamをシリーズチャンピオンに導いたチーム監督であり、同時にTOYOTA GAZOO Racing「TGRアンバサダー」を務める。