TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

Rd.1 たかのこのホテル OKAYAMA GT 300km RACE

◾️開催地:岡山国際サーキット ◾️開催日:公式練習&公式予選 4月10日/決勝 4月11日
■4月10日(土)

国本選手 7位/Q2 : 宮田選手8位

今シーズンは若干体制を変えての参戦となりました。オフシーズンでは色々な事をトライしてきました。もちろんヨコハマタイヤ開発がメインです。GT500参戦11 年目を無事に継続参戦できたのも株式会社ウェッズ様をはじめ、GR関係者の皆様、TCD様のご協力とご理解の賜物であると、この場をお借りして御礼申し上げます。
沢山のファンとスポンサー様に支えられてレースができる喜びを感じております。
今年は全国でレースがあるのも非常に楽しみです。走行前坂東代表は語った。

シーズン前のテストでは、昨年は開催されなかった岡山での相性そしてマシンの理解と合わせ込みを行い、ウェットタイヤに関しては大幅なチェンジを行い、気温の変化にも対応できるように2 年目のドライバーコンビで上位争いが出来ることを期待し、岡山の開幕戦に乗り込んできた。予選日は気温も路面温度もあらかじめ予想していたが、タイヤ使用セットやマーキングタイヤ使用など、若干ルールが変わったのでエンジニアとドライバーとヨコハマタイヤと念入りなミーティングを行いマーキングを決定した。

路面が出来上がるまではなかなかマシンとタイヤとのフィーリングが分からないなか、宮田選手が状況を教えてくれた。
岡山サーキットは全国のサーキット中でも、コンディションが物凄く変わる。

開幕は燃料リストリクターが昨年より絞られてるためコースレコードの16秒台は出ないだろうと分かっていた。18秒フラットくらいかな?と予想していた。国本選手が記録した1分19秒265は12番手の記録だった。トップは8号車18秒144。TOP3はNSX勢だった。おそらく予選のトップタイムは17秒前半になるだろうと話をしてすぐに予選セット及び予選タイヤのミーティングを開始した。
今回は国本選手自らQ1を志願し、突破の自信はあると断言してくれた為、国本選手に託した。国本選手は路面状況、タイヤ状況、内圧、タイヤ温度などを的確に無線で伝えてくれ、18秒514を記録し有言実行、Q1を突破した。
トップは37 号車 17 秒 966 そして14.38.36.16.64.19.39 の順でGR SUPRA 6 台がQ1 突破という結果だった。Q2進出後 19号車はミーティングしQ1とは違ったタイヤを選択し、決勝の事を考え、監督の指示でタイヤ温存と判断し、Q2を断念し、予選8番手を獲得した。

『予選8位でした。国本選手の素晴らしいアタックでQ1突破出来ました。Q2のスティントは決勝への作戦ですのでポジティブに考えて明日の決勝で順位を上げられるように頑張ります。決勝の応援もよろしくお願いします。』

『宮田選手には申し訳ない。
国本選手はチームに貢献してくれて満足です。
蓋を開けてみればGR SUPRAが上位独占だったのでライバルはGR SUPRA。
決勝はタフな戦いになると思っているので、作戦が成り立つことを祈るのみです。』

■4月11日(日)【12位】
□天候:晴れ/路面ドライ
Race距離:3.703km×82周(303.646km)

予選8番手からのスタートフォーメーションラップは2周。
スタート直後タイヤのウォームアップに苦しみながら順位を10番手まで落としてしまうが、64号車とのバトルは数周に渡り
白熱したレースを見せる。64号車とオーバーテイクするが8号車に前に行かれてしまう。

レコードラインを外すと路面がとてもダスティーで前との距離は詰めるがなかなかオーバーテイクまではいかない状況が続く。

GT300との混戦の中、GT300車両がバックストレート後のヘアピンで他社と接触。

1度目のセーフティーカーが出る。第一スティントのミニマム周回は28周。しかし後半スティントの周回数も長くなるので少しでも引っ張りたいところだが再びセーフティーカーが出る可能性もあった為、30周目にピットイン。ドライバーを宮田選手に交代しピットアウト。32周目、1コーナーから2コーナーにかけてGT300車両が止まっているところがモニターに映し出された。この段階でSCが出ていれば最後尾にはなるがドライバー交代は終わっていたので上位にはいけたはず・・・しかし、34周目にSCが出て順位は最後尾になってしまった。

そこから宮田選手の追い上げが始まり、11位まで順位を上げるが12号車に抜かれてしまう。開幕戦岡山は12位でチェッカー。
悔しい開幕戦となった。

次戦は5月3~4日富士スピードウェイで
開催される。

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『結果はポイントが取れませんでした。残念なレースでした。
前半スティントは厳しい状況でしたが僕のポジションを守ることを考え走行しました。宮田選手は長いスティントだったのですが僕の状況と同じ状態で、終わってみれば予選順位を下げての結果となってしまいました。問題点は見つかっているので今後のテストで色々とレースに向けてより良い材料を探していきます。
次戦富士も応援よろしくお願いします。開幕戦ありがとうございました。』

『決勝は12位でした。
国本選手と同じタイヤで後半スティントを走行しました。タイヤに関してはわかった事も沢山あったスティントでした。
次戦以降に向けて焦らず、自信を持ってレースが出来るようにテストで色々トライしていきます。
今回は応援ありがとうございました。勝利、表彰台、チャンピオン争いに向けて頑張りますので今後とも応援よろしくお願いします。』

『現状の課題が見えたレースでした。
2年ぶりに岡山のファンの皆様の前でレースを出来たのはとても嬉しかったです。
2人のドライバーには申し訳ありません。まだまだテストがありますので、より良い開発をしていきます。スポンサー様、ファンの皆様ありがとうございました。』

Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1
14
ENEOS X PRIME GR Supra
GR SUPRA GT500
大嶋 和也
山下 健太
82 1'21.080 2:06'55.425 BS
2
36
au TOM'S GR Supra
GR SUPRA GT500
関口 雄飛
坪井 翔
82 1'21.219 1.187 BS
3
37
KeePer TOM'S GR Supra
GR SUPRA GT500
平川 亮
阪口 晴南
82 1'21.034 13.621 BS
4
39
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
GR SUPRA GT500
ヘイキ・コバライネン
中山 雄一
82 1'21.104 30.142 BS
5
17
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
塚越 広大
ベルトラン・バゲット
82 1'22.061 30.562 BS
6
38
ZENT CERUMO GR Supra
GR SUPRA GT500
立川 祐路
石浦 宏明
82 1'21.570 31.677 BS
7
8
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
野尻 智紀
福住 仁嶺
82 1'22.183 32.171 BS
8
1
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
山本 尚貴
武藤 英紀
82 1'22.140 32.929 BS
9
3
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
平手 晃平
千代 勝正
82 1'22.007 33.438 MI
10
12
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
平峰 一貴
松下 信治
82 1'22.037 46.798 BS
11
16
Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
笹原 右京
大湯 都史樹
82 1'22.056 52.960 DL
12
19
WedsSport ADVAN GR Supra
GR SUPRA GT500
国本 雄資
宮田 莉朋
82 1'22.362 58.091 YH
13
64
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
伊沢 拓也
大津 弘樹
81 1'22.406 1 Lap DL
14
24
リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
高星 明誠
佐々木 大樹
81 1'22.721 1 Lap YH
23
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
49 1'22.167 33 Laps MI