1994年のブランドデビューから30年の2024年モデルは結集などという独語から“ヴェルサム”と命名。クレンツェの代名詞ともいえる、平面・曲面・直線・曲線を集結させた形状を踏襲し、これまでの傑作をオマージュするような“The Kranze”を目指しました。2×5の組み合わせからなるスポーク形状の左右で表情を変化させ、一方は直線的なエッジーなライン、一方は曲線基調の柔らかいラインで構成し、それぞれのラインはピアスボルト台座にスムースに融合させることで、スポークエンドに力強さも感じる3Dデザイン。
ミリ単位でサイズオーダーが可能な2ピースのマーベリックからは、クラシカルな雰囲気を醸し出す13交点のメッシュが追加されます。緩やかにラウンドしたメッシュディスクはセンター部を削り落としたような落とし込み形状を設けることで、全体の奥行感を出しています。またディスク外周のピアスボルト付近は一段下げることにより、リムの深度をアップさせることに成功。同サイズの他ホイールに比べて深リムを獲得できます。
鍛造ホイールをより身近に感じてもらうために誕生したF ZEROからは6作目のFZ-6が誕生。今作からサイズごとのターゲットカーを明確にし、カーオーナーの所有欲を刺激します。鍛造ホイールだから可能な極細スポークデザイン。ターゲットとなるプレミアムカーに合わせたサイズとコンケイブ形状を設計。ナット穴付近には貫通穴と力強さを想像するブリッジ形状を採用し、デザインホイールの要素も取り入れました。
1ピースホイールにおいて、デザイン・カラー・特殊技術を惜しむことなく投入してきたドレスアップブランドから2024年は2作登場。1作目は極細スポークからなる20本フィンデザイン。単純な放射状に伸びるのではなく10本からなるフィンデザインをオフセットし、かつ前後にスライドさせたシンプルながらも躍動感あるアレンジに仕上げました。
レオニスの2作目はMV。V字スポークをベースとしたエレガントメッシュ。ツインスポークにも見える表面のV字スポークに、五角形を形成するV字スポークが貫通したような2フェイスデザインの新しい融合スタイル。スポークエンドをラウンドさせ、リムにミラーカットを施すことでマルチピースデザインを彷彿させるアレンジにしました。
ピアスボルトをレイアウトし一般的な1ピースホイールよりワンランク上の所有感を演出するノヴァリスからディッシュモデルが登場。5穴ディッシュをセンターやエッジに向けてラウンドさせ、平面的になりがちな王道ディッシュに躍動感をブレンドさせた。それによる陰影でよりどっしりとした力強さも合わせもつトータルスタイリングが完成します。
昨今爆発的なトレンドとなっているゾーンにおいて、10作目となるMUD VANCEから Xシリーズとして3フェイスを投入します。 基本的な骨格は共通ながら、肝となるセンターデザインを3パターン準備しました。
10本ツインスポークのデザインを採用しバランスを両立。スポークエンドを裾広がりタイプとし剛性感を演出。また裾広がり部位の外側を斜め形状にすることにより、スポークを細く見せるデザインとしました。天面切削のセンター部にスリットを入れる事により切削を強調したデザインとしました。
9交点メッシュデザインを採用し、小径サイズで有りながらコンパクト&レトロ感のあるデザインとしました。リム部切削+段付きリムを採用することにより、リム深により立体感が出ておりホイールを大きく見せる視覚効果を演出。
スポーツカーのみならずさまざまなオーナーから支持を頂いてるWedsSportからは、6本ツインデザインのSA-62Rが登場。ストリート向けのSAシリーズの2024年モデルはセンター部に印象的なえぐりの形状を採用し、スポークサイドは肉抜きのサイドカットを思わせる形状とし、スポーツホイールらしい軽快さを持ち合わせています。これまで同様にAMF製法やセンターパートの薄肉化など軽量化につながるアレンジや4色のカラーにより表情が変化します。