◾️開催地:スポーツランドSUGO
◾️開催日:2024年9月21日(土)/22日(日)
前戦の鈴鹿が台風により12月に延期となったため、今回の第6戦が2024年シーズンの後半戦の始まりとなる。今回から予選方式が一部変更となり、予選で使えるタイヤの本数が増え、Q1とQ2でタイヤをニュータイヤでアタックできるため、予選が更に激しい戦いとなることだろうと思われたが19号車にとっては追い風だと思った。午前中に行われた公式練習は、朝から雨が降り続き、開始時はウェット宣言が出された上、気温17度、路面温度20度と想定より低い状態からスタートとなった。
練習走行開始直後から霧が出てくる最悪なコンディションの中、午後からの予選を見据え、各チームがハイペースでタイムを出す様子が見受けられるが、混走時間帯では、300クラスの車両が相次いでコースアウト・クラッシュが起こり、4回もの赤旗中断の中、19号車は阪口選手が終始走行し21周を周回してのタイムは13周目に出した1’25.320がベストラップとなり、全体の3番手タイムを出す。その後の300クラス占有走行時間帯で再び雨がひどくなり、300クラスの車両のクラッシュもあり、2度の赤旗が出ると、そのまま練習走行が終了となり、それは500クラス占有走行時間帯もキャンセルとなった。
午後から開催された予選は、先に開始されるGT300クラスのQ1が当初ディレイとなり天候の回復を待つこととなったが、何度か繰り返されたディレイの後、結果的に天候の回復が見込まれないため、15時9分に公式予選のキャンセルが決まり、公式練習のタイムが予選結果として採用されることとなった。19号車は明日の決勝を3番手、2列目からのスタートとなります。明日も雨が予想され、ウェットタイヤでのレースとなると思われるが、19号車は表彰台のトップを目指し爆走します。皆様の応援、よろしくお願い致します。
前回の鈴鹿が台風による延期となり、このラウンドが後半戦の最初の戦いと
なる。昨日から降り続く雨は、決勝日も午前中から降り続き、併催されたFIA-F4は早々に赤旗終了してしまう程となり、SUPER GTのタイムスケジュールが後ろにずれ込む中、午後1時には雨が降りしきる中、ウオームアップ走行が行われ、19号車は1:29.723と5番手のタイムを出して終了した。スタートドライバーは国本選手。気温20度、路面温度24度となったスタート直前までに雨が止む方向となり、コースも濡れているが、スタート時には500クラスは全車レインタイヤをセレクト。レーススタートもSC先導による周回を3周行い、4周目からスタートが切られた。スタート直後14号車をパスして2番手に上がる。とはいえ、路面はまだ乾ききっておらず、前の38号車を追いかける展開となる。しかし、後ろはピッタリと12号車が張り付いていてきて、程なくパスされ、さらに36号車にも抜かれ、5周目には64号車にパスされて5番手に、6周目には14号車にパスされて6番手に落ちてしまう。
7周目に17、3号車にパスされ、8位に。GT300のスリックタイヤ装着車両に引っ掛かり19号車は12周目には13番手まで落ちてしまった。14周目には12位に戻るが、その前後に8位争いが勃発し、19号車を含め14番手までの7台の闘いとなり、毎周回で順位が目まぐるしく変わる中、19号車は後方から8位争いの集団に懸命に食らいついている。25周目に300クラスのクラッシュにより26周目にSCが入ることとなった。レースの1/3を経過していないため(26周目での19号車は12位)500クラスは全車コースに残り、周回を重ねていくこととなる。32周目にレースが再開となり、2台ピットに入ったが、19号車は11位のまま、まだピットに入らずに周回を重ねていく。各車ピットに入る中、19号車はスリックタイヤに切り替えるタイミングを図りつつ、周回を重ねていく。40周目に8号車にパスされて10位に。
42周目に300クラスの車両がクラッシュし、コース上に残ったため、SCが出ると見た各車一斉にピットに飛び込む。19号車も入るとフルサービスを行い、タイヤをスリックにし、ドライバーを阪口選手にチェンジしコース復帰。その最中に300クラスの車両撤去のために、FCYが出され、後に44周目に二度目のSCに切り替わった。19号車はSC切り替わり時の44周目の順位は暫定12位。50周目にSCが外れてレース再開。ピットを終了した段階で19号車は11位。58周目に24号車がピットに入り、19号車は10位に。61周目に39号車がピットに入り9位に、62周目にドライブスルーペナルティで14号車がピットに向かうと、19号車は8位に上がる。
なかなかペースが上がらず、8位を単独走行している阪口選手は、残り6周でドライブスルーペナルティにより19号車の後ろに順位が下がった17号車と7位争いをするも、ラスト2周でパスされ、そのまま8位でチェッカーを受けることとなりました。レースは、ポールポジションの38号車が序盤は2位以下を離しにかかるが、徐々に追い上げてきた2位以下との差が縮まり、15周目に36号車がパスしてトップに躍り出ると、2位以下を引き離しにかかる。1度目のSC後に、2位以下の4番手までの3台が1位の36号車を猛追し、37周目に37号車がトップを奪取すると、2度目のSC後も、後続を20秒以上引き離してトップでチェッカー。以下、38-12-36-100-3-17-19-14-16-39-23-24-64-8 となりました。
『鈴鹿レースが延期になりましたが幸い19号車にはテストがありました。このレースからマーキングタイヤのルールも変更になり、得意の菅生と思ってたんですが、予報は大雨でした。どのような形で予選が行われるか?わからないまま?フリー走行がスタートしてフリー走行の結果がスタート順位になる事を想定してエンジニアがランプランを考えてくれました。結果、ウェットタイヤで3番手獲得。ウェット路面で新しいパターンで横浜ゴムの良さをリザルトに残すことが出来て良かったです。決勝はディレイでスタート時間が遅れ、雨は止み、しかし路面は乾かずウェットタイヤでのスタート。温まりは良く2番手まで上がったのですがその後は苦戦しながらも前の車についていき、ドライタイヤに交換。その後コンディションとタイヤがマッチしなく辛い状況でしたが、ドライバーの頑張りで8位。低温側のタイヤを持ち込みしなかった僕の判断ミスです。収穫は沢山ありました。また沢山の進化も感じられました。後半戦の横浜ゴムに期待してください。雨の中、沢山の応援ありがとうございました。』
『ポイント獲得することができホッとしています。ファーストスティントを走りましたがコンディションがウェットからドライに変わっていく難しい状況下で上手く対応し切れず順位を落としてしまいました。上位でレースするにはまだ課題は多いですが、以前よりもチーム力、ウェットタイヤパフォーマンスは向上を感じることが出来たレースでした。』
『週末通してウェットコンディションでの走行が多くありました。これまでは苦手とするコンディションでしたが、雨量が合えばかなり良い感触でアタックすることができました。レースでは変わる雨量に対応することができず、難しいレースでした。私が担当した2スティントではドライコンディションでしたが狙いの路面温度とは外れてしまいペースを上げられませんでした。その中でもピット作業の良さ、タイミングの良さに助けられて8位でゴールすることができました。ペースは厳しいものでしたがポイントを獲得できたのはポジティブなのでまた次戦頑張ります。』
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Po | No | Machine | Driver | Laps | Best Lap | Diff.(km/h) | Tire | SW |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 37 | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
笹原 右京 G.アレジ |
84 | 1'15.170 | 2:11'57.509 | BS | 56 |
2 | 38 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
石浦 宏明 大湯 都史樹 |
84 | 1'15.217 | 19.957 | BS | 50 |
3 | 12 | MARELLI IMPUL Z Nissan Z NISMO GT500 |
平峰 一貴 B.バゲット |
84 | 1'15.880 | 25.944 | BS | 38 |
4 | 36 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
坪井 翔 山下 健太 |
84 | 1'15.287 | 41.633 | BS | 82 |
5 | 100 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT |
山本 尚貴 牧野 任祐 |
84 | 1'15.868 | 44.852 | BS | 74 |
6 | 3 | Niterra MOTUL Z Nissan Z NISMO GT500 |
高星 明誠 三宅 淳詞 |
84 | 1'15.666 | 54.901 | BS | 60 |
7 | 17 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT |
塚越 広大 太田 格之進 |
84 | 1'15.467 | 1'16.812 | BS | 44 |
8 | 19 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
国本 雄資 阪口 晴南 |
84 | 1'16.509 | 1'19.552 | YH | 6 |
9 | 14 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
大嶋 和也 福住 仁嶺 |
83 | 1'16.676 | 1 Lap | BS | 54 |
10 | 16 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-GT |
大津 弘樹 佐藤 蓮 |
83 | 1'15.327 | 1 Lap | BS | 30 |
11 | 39 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 |
関口 雄飛 中山 雄一 |
83 | 1'14.907 | 1 Lap | BS | 38 |
12 | 23 | MOTUL AUTECH Z Nissan Z NISMO GT500 |
千代 勝正 R.クインタレッリ |
83 | 1'15.493 | 1 Lap | BS | 46 |
13 | 24 | リアライズコーポレーション ADVAN Z Nissan Z NISMO GT500 |
松田 次生 名取 鉄平 |
83 | 1'16.001 | 1 Lap | YH | 4 |
14 | 64 | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT |
伊沢 拓也 大草 りき |
83 | 1'15.804 | 1 Lap | DL | 14 |
15 | 8 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT |
野尻 智紀 松下 信治 |
82 | 1'15.434 | 2 Laps | BS | 52 |
2024-04-13.14
2024-05-3.4
2024-06-1.2
2024-08-3.4
2024-09-21.22
2024-10-19.20
2024-11-02.03
SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINALE
2024-12-07.08