軽量・高剛性とデザイン性の両立を追求した、
『アルミ削り出し鍛造製法』で新境地を切り開く〝F ZERO〟
素材の良さを活かした飾らない美しさ。質実剛健を追求すると、ゼロに辿り着く。
鍛造の素材となるアルミ合金は『6061-T6』を採用。円柱状のビレットを、10,000トンの高圧鍛造機にて加圧。 鍛造されたビレットは、金属の結晶を整え、気泡などの内部欠陥を圧着させるため、粘り強さが生まれます。
仕上がりも美しいアルミの「削り出し」。アルミ削り出し鍛造とはコンピュータ制御された マシニングセンターという精密工作機械を駆使し、鍛造されたアルミニウム合金の塊りを彫刻のように削り、 1つのアルミホイールに仕上げる手法。マシニングセンターで切削仕上げされた鍛造ホイールは、 鋳造ホイールに比べて軽量かつシャープな外観に仕上がるのがポイント。 デザイン金型製法に比べて形状に自由度があり、複雑なデザイン造形を実現します。
切り出された『6061-T6』
アルミビレット。
高圧鍛造機がアルミを加圧。 組織が密に鍛えられ、 薄くても強度が高い素材が作られていく。
精密なマシニングセンターが可能にした、 超硬ドリルでの削り出し。 妥協のないデザインを実現する。