SuperGT 第8戦 MOTEGI 予選から降り続けた雨は昼過ぎには上がったが、スタート直前に一雨あり、路面はウエットとなったため、全車ウエットタイヤでのスタートとなる。天候は回復との事だが、レース展開は天候を読み切る力が必要となる。
レース前に上空で航空自衛隊のブルーインパルスのアクロバット飛行が行われ、レースに花を添えた。現役のNSXパトカーを含む栃木県警のオープニングラップ・フォーメーションラップのあとに、53週、250kmのレースが始まった。
8番手からのスタートドライバーは関口選手。ウエットタイヤでのスタートとなったため、ドライバーチェンジまでタイヤを持たせなければならない厳しいレースとなってしまった。オープニングラップで39号車をパスすると、追い上げを開始する。
しかし、ペースの上がらない19号車は、7周目から後ろから追い上げている1号車、8号車が背後に付き、8周目に立て続けにパスされて9位に、さらに15周目までに6、17、39、46、15号車にパスされて13位に落ちてしまう。
レースの1/3を経過した20周目以降から、6号車を初めとして、早めにスリックタイヤへ交換するチームが出てくる。路面はレコードラインが乾いているが、レコードラインを外すと路面は濡れている状態で、スリックで出て行った車のタイムが伸びず、タイヤ交換の時期を見定めている状態となっている。その中、19号車は遅めの24周目にピットインしてタイヤ交換、ドライバーチェンジを行ってコースに復帰。26周目には暫定13位となる。
27周目に46号車が300クラスと接触クラッシュ、コース上に破片が散らばった為にSCが入る。隊列をそろえて32周目でリスタートとなり、19号車の順位は12位。この後、天候は急激に回復し、路面も乾く事となる。
再開直後に64号車がコースアウトし順位を落とすと、19号車の順位は11位となり、さらに43周目に8号車をパスして10位となる。
脇阪選手は慎重に周回を重ねつつも、ファステストラップ(1'41.384)を刻み、19号車を無事ゴールに導き、10位(1週遅れ)にてチェッカーを受けました。
RACING PROJECT BANDOHは今期、唯一全戦ポイントを獲得し、チームランキング10位、ドライバーズランキング11位という結果となりました。 皆様の1年間のご声援、誠にありがとうございました。
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