レースウィークの水曜日のシェイクダウンで始まり、度重なるトラブルにも対処して頂いたおかげで24時間レースを完走できました。シェイクダウンから24時間を完走できた事は本当に凄いと思います。
木曜日の走行では、ナイトセッションスタート、そしてセッション中にFCYが2回連続で出たこともあり車両の雰囲気を掴み切ることは出来ませんでした。予選(E,Fフリー走行)に向けては車載やロガーデータを比較し、イメージトレーニングを入念に行いました。その後の2周は決勝レースでの燃費テストのデータ取り優先の走行をさせて頂きました。
決勝レーススティント1回目では、マシン修復後の走行にも関わらず、無線が繋がらないことに常に焦ってしまいました。自分の中でマシンフィーリングを確実なものにしたかったので、初めは少し抑えながら徐々にペースを上げるように走行しました。後半ではアベレージも上げて走行でき、夜中の走行だった事もあり決勝中のベストタイムを記録できました。しかしピットインのタイミングでサインボードを見逃してしまうミスをしてしまい、SC中にピットインができずチームの作戦を狂わせてしまいました。深く反省しています。
スティント2回目ではサインボードは毎周確認し、全力で前を追い上げることに集中しました。マシンの問題は感じず、884号車と60号車のペースより速く走ることを意識して2分1〜3秒の間で走行しました。無事にミスなく藤原選手に交代することができました。ドライバーとしてサインボードを見逃していたことは、本当に反省しています。
トラブルが起きても冷静な判断をするため、落ち着いてドライブすることを心がけていきます。改めてマシンを仕上げて頂いたこと、自分をチームに入れて頂いた皆様には本当に感謝しています。
また皆様とご一緒できる時があれば是非ともよろしくお願い致します。応援ありがとうございました。