TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

2023 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT450km RACE

◾️開催地:鈴鹿サーキット

◾️開催日:2023年8月26日(土)・27日(日)

■8 月 26 日(土)

 予選 Q1:阪口選手 13位:1:47.840

□天候:晴 | 路面:ドライ | 

3戦は優勝と最高の成績だった19号車。しかし第3戦は赤旗途中終了。表彰式は2位の写真。もう一度最高の結果をスポンサーとファンと一緒に味わいたい。そんな思いでチームは鈴鹿に到着した。2連勝を目指してフリー走行から重みと共にマシンの感触をドライバー、エンジニアは確かめていた。

残暑の厳しい鈴鹿サーキットで開催されるRound.5 SUZUKA。シリーズ後半戦に突入し、4連続あった最後の450kmレースはいつも以上に厳しい闘いが予想される。午前中の公式練習から熱い戦いは始まっていた。19号車はトップからコンマ5秒の1:48.7727番手のタイムで午前中のセッションは終了。公式練習後のタイムが全15台のタイム差が0.778しかない熾烈な争いだった。さてサクセスウエイトを44kg積んだ19号車はどのようなタイムを出すのか?

予選Q1のアタックドライバーは国本選手。気温/路面温度は33度/52度と特に路面温度が高く厳しい予選になると予想された。

Q1が開始して1分が経過したところで、何台かがコースインしたが、19号車はまだ動かない。残り7分となったところで遅めのコースインとなる。3周周回後、アタックに入ると1:47.840のタイムにて暫定5位をもぎ取ったが、他車のアタックで目まぐるしいタイム更新があり、19号車はQ113位となり、Q1突破とはなりませんでした。

Q1の結果は、8-24-23-64-26-27-38-100(以上Q1突破)ー1-3-14-39-19-37-36 となります。

Q2は残り1周にかけたアタックラップを制した16号車がポールポジションを奪取。以下、23-17-64-38-24-8-100となります。

明日の決勝は後ろからの追い上げとなりますが、第3戦で優勝した鈴鹿は験の良いサーキットとなります。表彰台のトップを目指して爆走していきます。皆様の応援、宜しくお願いいたします。

『予選結果は13番手でした。フリー走行から車のグリップが足らないような状況で、いろいろ試しながら、フリー走行では明日に向けてのロングランを進めていったんですけれども、予選は選択したタイヤがグリップ発揮してくれる予定だったんですけれど、思ったような車のバランスとグリップが出ずに苦しい予選となりました。本当に少し上げればトップ10に入れたという部分で悔しさの残る予選だったんですけれども、明日13番手から450 kmのレースしっかり戦って、ポイント目指して戦いたいです。明日も応援よろしくお願いします。』

『結果13番手ということで、国本さんは懸命にアタックしてくれたんですけど、全体的にパフォーマンスが足りなくて、(Q1)落ちてしまいました。フリー走行の時から一発の速さという部分でいつもの鈴鹿のような感じが出せていなくて、サクセスウェイトとの向き合い方なのか何なのかパフォーマンスを下げてしまっているので、そこは厳しかったかなと思います。ただ明日に関してはいつもよりロングがいい傾向が見えているので、しっかり個の順位から巻き返して上位で終われるように頑張りたいと思います。』

『正直重さがあったのか?風の影響なのか?苦しい予選でした。コンディションの変化に対応できるマシンにしてあげられなく両ドライバーには申し訳ないです。今年は速さが見せられていないのでデータを分析して次に繋げます。』

■ 8 ⽉ 27 ⽇(日)

決勝:GT500 クラス 9位
□天候:晴| 路面:ドライ |

晴天の中、時折白い雲が覗く鈴鹿サーキットは、気温が33度、路面温度は50度、湿度が70%という、厳しい暑さの中でのレースとなる。決勝前のウォームアップ走行では、満タンで車輌バランスの確認を行い、決勝を見据えたセッティングのチェックを行い、タイムが1:50.9203番手であった。450km77周のレースのスタートドライバーは国本選手。13番手からのスタートとなる。1445分、各車エンジンスタートからの三重県警の白バイ、パトカー先導のパレードランからの2周のウオームラップからレースの火ぶたが切られた。

オープニングラップはクリーンで、各車等間隔で混乱無く周回されていく。ペースが上がらない8番手スタートの100号車が順位を落とし、2周目には19号車の前に立ちふさがるが、11位の39号車を先頭にセカンドグループの一員として周回を重ねていく。序盤は大きく順位変動が無く、淡々と周回を重ねていく中、早めのピットインを選択するチームが出て、7周目に3号車が、9周目には39号車がピットに入り、19号車の順位が11位に上がる。

11周目に300クラスの車両がコースアウト、ストップした為、FCYが提示されると、1624号車がすかさずピットに入ると、19号車の順位は9番手となる。12周目にFCYが解除されたが、チーム戦略で早めにピットに入る車が出る中、19周目までに19号車は暫定5番手まで上がる。20周目より後ろの16号車にプッシュされるものの、21周目のヘアピンまで押さえたが、パスされ暫定6位となった。

26周目に19号車はピットに入ると、ドライバー交代とフルサービスを受け、暫定14位で復帰。全車1回目のピットが終わった30周目の19号車の順位は14位。程なく、アウトラップだった36号車をパスして13番手に上がる。中盤34周目の19号車の順位は13位。前後との車両との差は10秒以上あり、単独走行となる。40周目以降、2回目のピットにはいる車両が出てくる中、46周目に2度目のピットに入り、暫定12位で復帰。

50周目に300クラスの車両が130Rでコースアウト・クラッシュした為、FCYが再び入る。51周目にFCYが解除され、レースが再開された。

55周目から9位の64号車から12位の19号車まで、各車1秒の間隔で周回を重ねたが、62周目にヘアピンで11位の8号車が前の37号車に仕掛けた事から発端のバトルが勃発したが、その直後に8号車がトラブルにより後退、のち、8号車が130Rで大きくコースアウトした為、FCYが出たが、8号車がコース復帰した事もあり、その周に直ぐに解除となった。そのため、65周目の19号車の順位は10位となったが、後ろからは11位の36号車が迫る。10位争いはその後、さらに激しさを増し、残り5周にはヘアピン手前で36号車に後ろから軽く接触されるまでのものとなるが、阪口選手は最後まで36号車を押さえきり、10位でチェッカーを受けました。

決勝後の車両検査の結果、23号車が不合格となり、失格となったため、順位が一つ繰り上がり、総合9位となりました。

選手権では貴重な2ポイントを獲得することとなりました。レースは、序盤、予選順位通りに各車等間隔で周回を重ねていく中、序盤からポールポジションスタートの16号車が順調に周回を重ねていき、2度のFCYをもろともせずに、16号車はポールトゥウィンで優勝。以下、39-14-17-1-38-100-64-19-36-37-3-24-8-23 となりました。

13位から9位でゴールしました。全体的にレースペースが苦しく、少しずつ前とギャップを作られてしまい厳しい展開でした。課題の残るレースになりましたが、ひとつひとつ改善して次戦では良い状況になるように準備していきます。』

『決勝正式は9位でした。なかなかペースが足らず難しいレースとなりましたが、トラブルなどなく予選からポジションを上げることができました。途中FCY明けで抜かれてしまったり、FCYの速度調整などがうまくいかずロスしてしまったので、細かいところまでしっかり対策して、次戦に備えたいと思います。応援ありがとうございました!』

『まずは暑い中、応援してくださったファンの皆様本当にありがとうございました。僕らが望んでいる順位ではありませんでしたが最後まで諦めない走りをドライバーが見せてくれました。その諦めない姿勢が2ポイント、9位の結果をもたらしてくれました。チームとしてはドライバーに与えるインフォメーションや重い車の状態のセットアップなどまだ課題は沢山ありますが課題を克服しながら次のレースを戦います。次のレースも48kgと重いですがチーム一丸となって戦います。沢山の応援ありがとうございました。ランキングは8位まで落ちてしまいましたが残りの3戦は菅生、AP,茂木です。菅生は昨年ポールを獲得したサーキット、APは昨年5位、茂木は予選2番とヨコハマタイヤの相性が良いと思っています。
シリーズ狙って戦います。』

Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1 16 ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
福住 仁嶺
大津 弘樹
77 1'50.044 2:32'27.491 BS 32
2 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
関口 雄飛
中山 雄一
77 1'51.566 24.372 BS 16
3 14 ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
大嶋 和也
山下 健太
77 1'51.082 26.200 BS 42
4 17 Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
塚越 広大
松下 信治
77 1'50.749 26.825 BS 42
5 1 MARELLI IMPUL Z
Nissan Z GT500
平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
77 1'50.891 29.758 BS 36
6 38 ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
立川 祐路
石浦 宏明
77 1'51.066 40.231 BS 26
7 100 STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
山本 尚貴
牧野 任祐
77 1'51.877 42.979 BS 54
8 64 Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
伊沢 拓也
太田 格之進
77 1'51.141 53.659 DL 32
9 19 WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
国本 雄資
阪口 晴南
77 1'51.663 1:08.617 YH 44
10 36 au TOM'S GR SupraT
TOYOTA GR Supra GT500
坪井 翔
宮田 莉朋
77 1'51.848 1:08.952 BS 88
11 37 Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
77 1'52.039 1:09.371 BS 16
12 12 Niterra MOTUL Z
Nissan Z GT500
千代 勝正
高星 明誠
77 1'51.144 1:31.613 MI 98
13 24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
Nissan Z GT500
佐々木 大樹
平手 晃平
76 1'51.156 1 Lap YH 10
14 8 ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
野尻 智紀
大湯 都史樹
69 1'51.068 8 Laps BS 22
23 MOTUL AUTECH Z
TOYOTA GR Nissan Z GT500
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
失格 | Disqualification MI 50
#

OKAYAMA GT 300km RACE

2023-04-15.16

#

SUZUKA GT450km RACE

2023-06-3.4

#

FUJI

2023-08-5.6

#

SUZUKA

2023-08-26.27

#

SUGO

2023-09-16.17

AUTOPOLIS

2023-10-14.15

MOTEGI

2023-11-04.05