TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

2023 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT 450km RACE

◾️開催地:富士スピードウェイ

◾️開催日:2023年8月5日(土)・6日(日)

■8 月 5日(土)

 予選 Q1:国本選手 9位

□天候:晴 | 路面:ドライ | 

2ヶ月ぶりにスーパーGT第四戦の富士ラウンドが晴天の中で開催された。 前戦の鈴鹿で優勝した19号車はシリーズランキング4位に上がり22ポイントとなったため、44kgのウェイトを積む事となった。前戦の勢いのまま、2連勝を目指して爆走を誓う。午前中の公式練習では、44kgのウェイトを積んでの決勝を見据え、多くの周回でタイヤ確認(グリップ、摩耗)を中心としておこなった。専有走行で国本選手がタイムを更新している最中に専有走行は赤旗終了。19号車のベストタイムは混走時の1:29.847で11位となった。

Q1のアタックドライバーは阪口選手。開始直後にほとんどの車がコースに入っていったが、ミシュランとヨコハマタイヤ勢4台とその他1台が残り、遅いコースインを狙う。19号車はその遅いグループの中の後半、残り5分半でピットアウト。2周周回し、残り40秒で暫定15番手から一発勝負でのアタックに入った阪口選手は、それまで同じヨコハマユーザーである24号車のトップタイムを0.077秒上回る1:44.366を出し、Q1トップとなった。Q1の結果は19-24-17-16-39-36-1-100-(以上Q1通過)-23-64-14-8-3-37-38。

Q1の結果は16-24-8-100-38-3-64-17- (以上Q1突破)-19-39-14-37-23-1-36 Q2は2台のNSXと1台のZとのトップタイム争いの中、19号車と同じYOKOHAMAタイヤを履く24号車が1:27.763を出しポールポジションを獲得。以下 16-8-3-17-100-38-64 明日の決勝は雨の予報も出ており、天候が読めない中、19号車は2連勝を目指し爆走していきます。

『Q1突破出来ずに残念です。 朝のフリー走行から車のバランスとタイヤグリップに手応えが無く、予選までに合わせことが出来ませんでした。』

『決勝に向けたセッティングにフリーで時間を費やしたので、予選は厳しい戦いになるだろうと予想していました。 それに路面コンディションも良くなく、サクセスウェイトが効いていたので自分たちにとっては厳しい予選になりましたが、国本さんが9位と健闘してくれました。』

『やはり重さが効いた感じの予選でした。またタイヤ選択に関しても2種類持ちました。しかし思ったタイムは出ませんでした。24号車のポールタイムを見るとヨコハマゴムの良さは確実なので決勝はドライで全開勝負したいですね。』

■ 8 ⽉ 6⽇(日)

決勝 12位
□天候:雨時々曇り| 路面:ウェット・ドライ・ウェット・セミウェット |

450kmレースで2回の給油義務が有る中、 レース最中に雨が降る予報が出ており、 チーム戦略や天候にてレースが大きく左右される ことが予想される。 午前中から振り続けている雨がグリッドウォーク直前 には止み、しかしスタート直前には雨が強くなってきた。 スタート前に予定された各種イベントが中止となる中、 粛々とレースに向けて準備を進めていく。 19号車を表彰台の頂点に送り出すベく、最後まで 調整に余念が無い。 決勝直前の20分のウォームアップ走行では決勝に むけてレインタイヤのチェックに専念し、9周周回して 11位となった。

スタート直前は雨が止んだり降ったりで天気は全く 読めず、路面はウェットのまま。 気温/路面温度が27度/33度と雨が降ったこと により午前中より気温も路面温度も下がっていた。 スタートドライバーは国本選手。セーフティカースタートとなり、パレードラン、オープニングラップは中止。 レース戦略に左右されるスタート時のタイヤは全車 レインタイヤでのスタートが切られた。 セーフティカー先頭で2周周回後、 先頭の24号車から隊列を整え、最終コーナーから 一気に加速し、レースがスタートを切った。ウオーター スクリーンが上がるメインストレートから1コーナーで 39号車にインに入られ、19号車は一つ順位を 落とす。オープニングラップとなった3周目が終わり、 メインストレートに戻ってきた19号車は最後尾まで 落ちてしまった。

8周目での19号車はトップから38秒遅れの 14位。 雨が上がり、路面がだんだんと乾いていく11周目 ごろ、各車レインからスリックにタイヤ交換を行うべく、 1回目のピットインを敢行する中、19号車も GT500勢の中では早めの12周目に1回目の ピットインを行い、タイヤ交換、給油を行い暫定 15位で復帰。全車1回目以上のピットインを終了 した19周目の順位は13位。23周目でのトップ との差は1:04.286、12番手の36号車とは 約38秒の差となってしまった。 35周目の1コーナー先で300クラス車両が 車両火災となり、SCが入る。39周目に車両の 整列が行われ、各車とのタイム差がリセットされた。 そのままSCが先頭で周回を重ねていき、41周目からレースが再開となったが、19号車のペースが上がらず、後ろの17号車にパスされ、14位に落ちてしまった。47周目前後で早くも2回目のピットに入るチームが出てくる中、53周目に19号車が2回目のピットイン。阪口選手にドライバーチェンジをして、暫定15番手でコース復帰する。60周目に全車2回のピットインを終えて19号車は13番手。

66周目に300クラスの車両がコースアウト。車両火災が起き即座にSCが入るが車両消火に手間取り、レースは67周目に赤旗中断となる。赤旗中断中に再び雨が強く降り出してきて再スタート時間が遅れる旨が通達された。コース上でのタイヤ交換が可能となり、19号車もコース上でウエットタイヤの交換を行う。 幸い、赤旗中断中に雨の勢いが減り、最終コーナーあたりが明るくなってきた。赤旗中断時に出された16時半の再開予定時刻通りにレースが再開されたが、路面はウエットのまま。ただ、降り出した時間は短かったため、乾くのは早いと思われた。しかし路面の状況はあまり変わらない。残りレースは1/3の33周、19号車は13位からの再開となる。SC先導にて周回し、68周目にクラス別に整列をし、再びSC先導で周回し、72周目にレースが再開する。だが、19号車のペースが上がらず、14位となる。

雨が上がり、ピットに入りタイヤをドライタイヤに替えるチームが出始める中、19号車はタイヤをチェンジしない戦略を採り、87周目には順位は12位、89周目には11位に順位を上げるも後ろからスリックタイヤに切り替えた14号車が19号車をパスして19号車は12位でチェッカーを受けることとなりました。
レースは序盤に3番手スタートの3号車がトップに躍り出ると、後続を引き離しにかかるが、1回目のピット戦略で16号車がトップに立つが、後ろから14号車が追い上げ、24周目パスしトップに立つが、二度のSCが入る波乱の展開の中、2度目のSC後に赤旗中断となり、レースが再開になると、4位だった3号車が一気に順位を上げて75周目にトップに出ると、後続を引き離して優勝。

皆様の応援、誠にありがとうございました。

『ウェットコンディションでのペースが悪く、厳しいレースとなってしまいました。サクセスウェイトが関係なくなるような荒れたレースだったので、ポイントを獲りたかったのですが、上手く行かず悔しいです。 次戦に向けてしっかりと準備してまた良いレースを魅せられるように頑張ります。』

『自分が担当したスティントではドライでのペースは前回の富士大会よりも、安定したペースを刻めていたと思います。 しかしウェットでのペースがかなり苦しく集団についていくことができませんでした。夏場のウェットを読み、持ち込んだ新規タイヤがマッチせず苦しいレースとなりました。 今回で悪天候でのフィーリング、方向性を掴めたのでうまく意見をまとめて次戦以降どんな状況下でも強いペースで走れるよう取り組んでいきます。応援ありがとうございました!』

『全く予想と違う結果でした。 もっとデータを分析してデータを元にドライバーが乗りやすい、ドライバーが扱い易いタイヤを準備しないといけないですね。本当に課題が残るレースでした。 今回は前戦優勝した19号車ではなかったです。 自分の反省点はウェットタイヤの持ち込み段階で自分の選択の読みが間違っていました。夏場の富士だとこのくらいだろうと思っていたのですがかなり最初からドライバーには辛い思いをさせてしまいました。戦略的な部分ではミスはなかったと思いますがまだまだチームとしては縮められる部分はあると思いますのでこの結果を受け止め、次の鈴鹿にチーム一丸となって戦えるように今から切り替えます。今回は天候や路面が変わる中、チャンスは十分にあったと思います。足りない部分は明確なのでデータを分析致します。また今回は前回優勝した記念Tシャツやウェッズのグッズなどを身に着けてくれたファンが沢山来てくださいました。本当にありがとうございます。スポンサー様、ファンの皆様の期待に応えられるよう残り4戦全力で爆走します。シリーズランキングは5位ですのでもっと上を目指して頑張ります。本当に沢山の応援ありがとうございました。』

Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1 3 Niterra MOTUL Z
Nissan Z GT500
千代 勝正
高星 明誠
100 1'31.074 3:45'06.900 MI 58
2 64 Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
伊沢 拓也
太田 格之進
100 1'31.289 1'04.435 DL 2
3 16 ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
福住 仁嶺
大津 弘樹
100 1'31.272 1'25.244 BS 10
4 36 au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
坪井 翔
宮田 莉朋
100 1'31.435 1'38.946 BS 72
5 38 ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
立川 祐路
石浦 宏明
100 1'31.207 1'41.152 BS 14
6 100 STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
山本 尚貴
牧野 任祐
100 1'31.548 1'44.280 BS 44
7 17 Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
塚越 広大
松下 信治
99 1'30.507 1 Lap BS 34
8 37 Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
99 1'30.979 1 Lap BS 10
9 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
関口 雄飛
中山 雄一
99 1'30.776 1 Lap BS 12
10 24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
Nissan Z GT500
佐々木 大樹
平手 晃平
99 1'31.126 1 Lap YH 6
11 14 ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
大嶋 和也
山下 健太
99 1'30.872 1 Lap BS 42
12 19 WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
国本 雄資
阪口 晴南
99 1'31.611 1 Lap YH 44
13 23 MOTUL AUTECH Z
Nissan Z GT500
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
99 1'31.376 1 Lap MI 50
14 8 ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
野尻 智紀
大湯 都史樹
木村 伊織
99 1'31.058 1 Lap BS 22
15 1 MARELLI IMPUL Z
Nissan Z GT500
平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
99 1'31.017 1 Lap BS 36
#

OKAYAMA GT 300km RACE

2023-04-15.16

#

SUZUKA GT450km RACE

2023-06-3.4

#

FUJI

2023-08-5.6

#

SUZUKA

2023-08-26.27

#

SUGO

2023-09-16.17

AUTOPOLIS

2023-10-14.15

MOTEGI

2023-11-04.05