TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

Round4 MOTEGI GT 300km RACE

◾️開催地:ツインリンクもてぎ

◾️開催日:7 ⽉ 17 ⽇(⼟)/7 ⽉ 18 ⽇(⽇)

【公式練習】

2021 年 SUPER GT シリーズ 3 戦⽬となる第 4 戦は梅⾬明けしたばかりのツインリンクもてぎにおいて 300km レースとして開催(第 3 戦鈴⿅は 8 ⽉に順延開催)。例年もてぎラウンドは最終戦として開催されるが、今年はこの第 4 戦と 11 ⽉の第 7 戦、2 戦が開催される。

昨年はマシンの調⼦は良かったものの不運に巻き込まれリタイヤとなったが、今年は事前テストで⾒つけた新しいタイヤと共に勝利を⽬指しサーキットに到着した。

前⽇に梅⾬明けした関東甲信越地⽅は、午前中からいきなりの猛暑となった。東京では⾮常事態宣⾔が出されているが、もてぎは⼈数制限が課されたものの有観客での開催となった。スタンドには GT レースの 2 か⽉半ぶりの再開を待ったファンが朝早くから多く詰めかけた。 9 時 20 分からの公式練習は曇天で始まったが、すぐに雲は取れて真夏の太陽が顔を出し、気温も路⾯温度も急上昇。朝の練習⾛⾏では 2 種類のタイヤのチェックと 1 種類のタイヤのロングを確認した。トップと 0.138 秒差で 4 番⼿となる 1’38.756 を叩き出した。

■7月17日(土)

 予選 Q1︓国本選⼿ 3 位 / Q2︓宮⽥選⼿ 2 位 /

□天候︓晴れ | コース︓ドライ |

 気温/路⾯温度 Q1 開始 33℃/46℃

午前中の練習⾛⾏にて、4 番⼿のタイムを出した 19 号⾞。まずは国本選⼿が Q1担当。ここ 2 戦は予選開始後にコースインする⾞が⾒られたが、今回の予選では開始直後は、誰も出てこず、静かなスタートとなった。そのような中、残り 8 分 20 秒に 19 号⾞はコースイン、残り 8 分を切るタイミングでその他の⾞が息せき切ってコースになだれ込んだ。
19 号⾞はタイヤを暖めつつ、周回を重ね、残り2分で⼀発アタックを開始。

メインストレートに戻ってきたタイムは 1:38.210 と暫定 2 位となる(その時点のトップは 16 号⾞)。終盤に 1 号⾞がトップタイムを出すが、それ以外は 19 号⾞のタイムを上回ることが無く、3 位で Q1 突破となった。

Q1 の結果は 1-16-19-37-36-3-38-64-(以下 Q1 敗退)-8-23-24-39-14-17-12。

Q2 のドライバーは宮⽥選⼿。10 分間の Q2 も静かなスタートとなり、開始直後にはどの⾞も出てこない。19 号⾞は残り 8 分半前に 64 号⾞に続いてコースイン、残り 8 分を切る頃から、各⾞コースインしてきた。

Q1 と同様に周回を重ね、残り 2 分でアタックを開始。37 秒台半ばがトップタイムとなる激しい戦いとなる中、19 号⾞が残り 45 秒で 1:37.549 と暫定トップのタイムを出すが、直後に 1 号⾞が1:37.498 を出したため、暫定トップの座を明け渡した。
宮⽥選⼿はさらにアタックを続けたが、セクター3 のタイムがプラスとなった段階でアタックを⽌めピットに⼊り、2 位を確定させた。

Q2 の結果は、1-19-16-36-37-64-3-38。

決勝はフロントローからのスタート。前戦富⼠で取れなかった表彰台のトップを⽬指して爆⾛していきます。皆様の応援、宜しくお願いいたします。 

ここ最近、予選では良いパフォーマンスを出せています。
今回はポールが取れそうなタイムでしたが僅差で 2 番⼿となってしまいました。
明⽇はフロントローからのスタートなので僕がスタートで逆転して優勝に導けるように全⼒で⾛ります。応援よろしくお願いします。

2 番⼿でした。ベストは尽くしました。 ほんの少し⾜りませんでした。

少しずつ結果は出ています。 悔しいですが昨年は僅差で 2 番⼿とかの予選はなかったので 全てが向上してるのだと実感しています。 強さと速さは⾒せることが出来ました。予選位置的に優勝は⼗分狙えるので優勝できるように全⼒で⾛ります。

富⼠では 1000 分の 3 秒差でポール

今回は 100 分の 5 秒差で 2 位

凄い世界ですよね・・

違うエンジンで違うタイヤで、違うドライバーで、もっとこのタイム差の凄さが伝わるように僕も伝える⼈間として努⼒します。⼆⼈のドライバーは 100 点でした。
マシンもタイヤも僕的には僕の想定タイムより速かったので 100 点です。
結果は 2 番なので⾜りないものをレース後に分析します。
まずは 3 戦終わって2戦 GR SUPRA 勢 TOP なのでヨコハマタイヤの速さも現時点では実証されました。

■7 ⽉ 18 ⽇(⽇)決勝 2 位
□天候︓晴れ |

 路⾯︓ドライ |気温/路⾯温度 開始:33℃/51℃

当⽇も快晴に恵まれたツインリンクもてぎ。

予選では宮⽥選⼿が Q2 にて 2 番⼿タイムを叩き出し、決勝を 1 列⽬フロントローから迎えることが出来た。気温/路⾯温度が 33/51 度とレースには厳しい環境となり、チーム戦略が勝利の鍵を握る。激しい戦いが予想される中、国本選⼿そして宮⽥選⼿は19号⾞を表彰台の頂点に導く事が出来るか。

スタートドライバーは国本選⼿。13 時 10 分にフォーメーションラップが始まった。2 周周回を⾏い、ローリングスタートでレースの⽕ぶたが切られた。

スタート時の混乱は無く綺麗なスタートとなり、19 号⾞は 2 番⼿のまま、前の 1 号⾞を追う展開となる。
スタートで 3 位に上がった 36 号⾞が⼀時背後に付くが、少しずつ間が開くと共に、2 周⽬に 1.5 秒差が付いたが、徐々にタイヤ内圧も上がり、タイヤのウォームアップも終了しトップとの差を詰めに⾏く。1 回⽬の 300 クラスに追いつく 7 周⽬に、第 5 コーナー⼊り⼝でアウトから 1 号⾞に襲いかかり、S 字コーナー⼿前で前に出てトップに躍り出る。

そのまま 19 号⾞は前の 300 クラスを右に左に抜きつつも、2 位の 1 号⾞を引き離しにかかる。
10 周⽬で 2 位との差が 1.9 秒、15 周⽬で 2.8 秒差。
18 周⽬で 4.1 秒差と、2 位との差を開けつつ独⾛態勢に⼊った。25 周前後で NSX 勢がピット作業に⼊る中、NSX 勢のアンダーカットを阻⽌するべく 43 秒フラットで周回する 19 号⾞は 27 周⽬で2 位の 36 号⾞とのギャップは 8 秒 1 の差でトップを快⾛する。

28 周⽬にピットインし、ドライバーを宮⽥選⼿に、燃料とタイヤ交換をして送り出すものの、ピット出⼝で実質 2 位の 1 号⾞にパスされてしまい、実質 2 位に落ちてしまう。

しかし、ピットアウト後、タイヤが暖まると 1 号⾞の追撃に掛かり、32 周⽬で 4.4 秒差あったものが、34 周⽬で 3.1 秒差に、そして、35 周⽬のダウンヒルストレートで 1 秒差以内のところまで追い上げてきた。36 周⽬から 1 号⾞の背後に付くと、随所でオーバーテイクの機会をうかがう。激しい 1 位争いが繰り広げられる中、41 周⽬に 300 クラスの⾞が⾞両⽕災でファイヤーステーションに⽌まった関係で、42 周⽬に FCY が出る。43 周⽬に FCY が解除されると、1位争いが再開される(トップの 1 号⾞との差は 1 秒 6)。

44 周⽬の最終コーナーにて 64 号⾞と 300 クラスの⾞との接触が有り、⾞両回収のため 46 周⽬に2 度⽬の FCY が出た。47 周⽬に FCY が解除された(トップの 1 号⾞との差は 3 秒)。
宮⽥選⼿は 19 号⾞に鞭を⼊れ、52 周⽬にはギャップを 1.2 秒までに縮め、再びトップへ追撃に⼊る。残り 9 周でコンマ 7 秒まで縮めたが、トップには届かず、2 位でチェッカーを受けた。
レースはポールポジションの 1 号⾞がトップをキープしたものの、7 周⽬に 19 号⾞がトップに出ると 2 位との差を広げて独⾛態勢に。
しかし、1 号⾞がピット戦略でアンダーカットに成功し、29 周⽬の 19 号⾞のピット作業にて再びトップに返り咲くと、再三の 19 号⾞の追撃に耐え、1 号⾞がトップでチェッカー。2 位が 19 号⾞。
以下、36-16-8-3-37-38-23-39-12-24-14-17-64。今期初表彰台 2 位を獲得することが出来ました。表彰台は 2019 年第 4 戦タイランド以来となります。次こそは表彰台のトップを⽬指して爆⾛していきます。

皆様のご声援、誠にありがとうございました。
次戦は、8 ⽉ 21 ⽇(⼟)〜22(⽇)に鈴⿅サーキットで開催される「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」です。

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2 番⼿からのスタートで、1 周⽬に絶対前を抜くつもりでいたんですが、
ウォームアップは向こうの⽅が良く、1 周⽬はチャンスがありませんでした。
逆に後から 36 号⾞に迫られて厳しい場⾯もありましたが、タイヤが暖
まってからは良いペースで⾛れました。ちょうどトラフィックが来たときに、
タイヤ的にも⼀番ピークな時があって、チャンスはここしかないと思ってい
て、運良く 4 コーナー、⼀番引っかかったらロスするようなところで前が
引っかかってくれたので、ここは絶対逃すまいとブレーキングで勝負して、
抜くことができました。
その後もペースは良かったですし、トラフィックの巡り合わせもすごく良くて、ギャップを作ることができたので、そういった部分では、僕のスティントでは運も味⽅してくれてトップを守ることができました。結果としての 2 位はちょっと悔しいですけれども、ただ、⻑い間結果が出ていなかったので、悔しい反⾯、ほっとしているというか、これから良い流れに乗れるように頑張りたいです

国本選⼿がトップに出ることができて、ペースは良かったのですが、ライバルの燃費の良さだったりとか、そういう所で負けてしまって先⾏を許してしまいました。そうは⾔っても、5 秒くらい差があったのをなんとか射程圏内まで持って⾏けたのですが、そのあと FCY とか様々な要因で、僕らには運が向いてなくて、優勝することはできませんでした。本当は勝ちたかったですが、去年の今頃はポイントを取れるか否かの状況だったので、それをここまで来られたというのはみんなの努⼒が、結果として⾝になっているので、悔しいと思えるこの時間が本当に幸せだと思いますし、もっとこれから、予選もそうですが、決勝もトップ争いができるように、努⼒し続けて優勝を⽬指して頑張ります。次の鈴⿅はちょっとウェイトを積む状況でのレースになると思うので、正直ウェイトを積んだ状態での⾞のパフォーマンスは未知数なのですが、暑い鈴⿅も 1000km では調⼦よかったですし、貪欲に結果を求めてプッシュしたいと思います。

お待たせしました。優勝とはいきませんでしたが、GR SUPRA に変わった2020 は⼀度も表彰台に乗れなかったので、GR SUPRA 初表彰台獲得となりました。
シーズン前から茂⽊は狙っていたので悔しいですが、横浜ゴムさんの開発タイヤがレース結果に繋がったので、まずは横浜ゴム様、ありがとうございました。
また、これからが勝負です。もっと良いタイヤを共に開発していきましょう︕って伝えました。
国本選⼿のオーバーテイク、莉朋選⼿のファーステスト(ちなみに莉朋選⼿がタイムを出すまでは国本選⼿でした。)良いところがたくさんあったレースでした。
平均 10LAP の全⾞のアベレージでも国本、宮⽥選⼿が全体で 1-2 でした。
沢⼭の応援ありがとうございました。
今シーズンまずは 1 勝⽬指して次戦以降も全⼒で努⼒致します。
今後とも応援よろしくお願い致します。

Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1
1
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
山本 尚貴
牧野 任祐
63 1'41.497 1:54'03.865 BS 22
2
19
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
国本 雄資
宮田 莉朋
63 1'41.320 3.221 YH 10
3
36
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
関口 雄飛
坪井 翔
63 1'41.882 11.880 BS 30
4
16
Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
笹原 右京
大湯 都史樹
63 1'41.905 29.226 DL
5
8
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
野尻 智紀
福住 仁嶺
63 1'42.107 30.521 BS 14
6
3
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
平手 晃平
千代 勝正
63 1'42.133 54.164 MI 16
7
37
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
平川 亮
阪口 晴南
63 1'41.943 56.742 BS 46
8
38
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
立川 祐路
石浦 宏明
63 1'42.445 57.272 BS 10
9
23
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
63 1'42.416 57.773 MI
10
39
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
ヘイキ・コバライネン
中山 雄一
63 1'42.514 58.32 BS 26
11
12
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
平峰 一貴
松下 信治
63 1'42.509 1'06.557 BS 6
12
24
リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
高星 明誠
佐々木 大樹
63 1'42.540 1'16.082 YH
13
14
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
大嶋 和也
山下 健太
62 1'41.614 1 Lap BS 70
14
17
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
塚越 広大
ベルトラン・バゲット
49 1'42.622 14 Laps BS 52
64
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
伊沢 拓也
大津 弘樹
43 1'42.071 20 Laps DL 2