TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

Round7 MOTEGI GT 300km RACE

◾️開催地:ツインリンクもてぎ

◾️開催日:11⽉  6⽇(⼟)/ 7 ⽇(⽇)

■11月6日(土)
 予選 Q1︓国本選⼿ 6位  | Q2:宮本選手 1位 □天候︓晴れ | 路面︓ドライ |
秋晴れのツインリンクもてぎで開催される第 7 戦は、サクセスウエイトが半分となり、19 号車も含め各車息を吹き返すがごとくの接近した争いが展開されると予想された。
午前中の練習走行では 19 号車は 15 番手であったが、1 位と 2 位との差がコンマ 5 秒あったが、2位から 15 位までのタイム差がコンマ 8 秒無い接近したタイムとなり、今季第 4 戦もてぎにて予選決勝共に 2 位を取った 19 号車は予選、決勝で表彰台のトップを 目指し爆走していく。
Q1 のアタックドライバーは国本選手。Q1 スタートと共に、 いち早く 19 号車がコースイン。残り 8 分で半数以上がコース に出て、一気にボルテージが上がる。早めにコースインして 他車よりも周回を多く重ねてタイヤに熱を入れた国本選手は 残り 2 分を切るあたりでタイムアタックに入り、残り 10 秒で 1:36.933 と暫定 4 位のタイムを出す。他車もタイムアップ する中、結果、6 位となり Q1 を突破する事が出来た。
Q1 の結果は 24-17-8-12-16-19-23-39-(以下 Q1 敗退)-14-1-64-37-3-36-38 となります。
Q2 は宮田選手がアタック担当。開始 1 分でコースインした のは 39 号車で、開始 2 分で 19 号車や 24、17、16 号車 と続々とコースインすると、残りの車も追ってコースイン。
各車 タイムを出していく中、同じヨコハマタイヤを履いた 24 号車が残り 1 分となったところで 1:36.071 を記録し暫定トップを取るが、その直後 24 号車を各セクターで全体ベストを叩き出した宮田選手が Q2 唯一の 35 秒台である 1:35.893を出し、暫定トップをもぎ取る。
さらにアタックを続けた宮田選手は、19 号車をコースギリギリまで攻め込んだラストアタックは 1/1000 秒届かない 1:35.894 となったが、ほかに 19 号車を上回るタイムを 出した車が無く、今季第 2 戦 富士に続き、2 度目のポールポジションを獲得する事となった。
Q2 の結果は、19-24-8-12-16-39-17-23 となりました。決勝はポールポジションからのスタートとなりました。

「1 日で一喜一憂して、少し疲れました(笑)。
朝の公式練習は最後尾の 15 番手で『これはちょっとマズイな』という雰囲気がチームにもあり、ちょっと暗いムードだったのですけど。そこから、今回新しく持ち込んだセットアップを見直し、(セットアップを)戻すかたちで予選に臨みました」「Q1 は公式練習時から路温も上がり、セット変更もいい方向に向かい、まずまずアタックできました。ただ、自分のなかでは『もう少しうまくまとめきれたら』という感じですね。

でも、公式練習の状況から考えれば、Q1 を突破できたのはすごくよかったと思います。Q2 では宮田選手が完璧なアタックをしてくれました。今年 2 回目のポールを撮ることができ、すごく嬉しいです」 「一番重要になのは明日のレースだと思います。前回のもてぎは 2 位で悔しい思いをしました。今回はポールからスタートできるので、うまく戦い、この順位を守り切って、必ず優勝したいと思います」

「今日の公式練習は少し調子悪くて『今回はダメかな』と思っていたのですけど、予選 Q1 で同じヨコハマタイヤユーザーの 24 号車(リアライズコーポレーション ADVAN GT-R)がトップタイムだったので、もしかしたらチャンスがあるなと思い(気持ち)を切り替えました」
「タイムレベルも僕が乗っているときは公式練習より秒単位で違ったので、僕がアタックするときは別世界でアタックすることになるんだろうなと想定し、公式練習の記憶をなくし、予選は新たな気持ちでアタックしに行きました。それがすごくいい方向に働いて、唯一の 1 分 35 秒台に入ることができましたし、2 周連続でベストタイムも出せました。公式練習で地獄を味わいましたが、こんなに天と地の差を感じるのは本当に驚きです」
「ドライバーとしても努力はしましたし、チームとしても、ヨコハマタイヤさんとしても、この短い間に何をすべきかと、みんなで協力したことがこの結果につながっているので、本当に感謝しております」

「明日の決勝はポールスタートですけど、明日は何が起こるかわからないので。ポールスタートだから100%勝てるということではないので、状況によっては厳しいレースになるだろうし、第 4 戦のようなト ップ争いを演じるほどのパフォーマンスがあるかというと、それも明確ではないです。明日に向けて、準備するべきことはたくさんあるので、気を引き締めて、優勝できるように頑張りたいなと思います」 

劇的な一日でした。
エンジニア、メカニック、ドライバーに感謝致します。
横浜ゴムのパフォーマンスを最大限に発揮出来ました。
2017 以来の ADVAN タイヤ装着 1-2 です。
国本選手は午前中の結果から Q1 突破は本当に素晴らしいです。今季 Q1 突破率は 15 台中トップです。
宮田選手は富士に続き 2 回目の P.P 獲得
もちろん今季 2 度ポールを獲得したドライバーはいません。

素晴らしい若手ドライバーです。とても楽しみなコンビの 2 人と明日、チェッカーに一番近いところからスタートできるので今からワクワクしています。
前回は 2 位だったので優勝しか考えてません。期待してください。

■11⽉ 7 ⽇(⽇)

決勝 2位
□天候︓晴れ|路⾯︓ドライ |

路⾯︓ドライ|気温/路⾯温度 開始:19℃/29℃

ところどころに雲が見える秋空のツインリンクもてぎで開催される第 7 戦。
昨日の予選では、宮田選手がドライブする Q2 にてポールポジションを獲得。午前中に行われたウォームアップ走行では、最終チェックを兼ねての走行にて 14 番手であったが、今期 2 度目のポールからのスタートにて、表彰台のトップを目指すべく、爆走を誓う。
決勝午前中には 2 機の航空自衛隊 F2 戦闘機のデモフライトがサーキット上空にて行われ、レースに花を添えた。
スターティングドライバーは国本選手。午後 1 時のフォーメーショ ンラップ開始から 2 周経てのスタートは混乱なくスタート。19 号車はトップをキープするものの、スタートダッシュで 2 位以下の順位が大きく入れ替わり、2 位以下の 12,8,16 号車からの激しい追撃を受けることとなる。しかし、タイヤが暖まった 2 周目以降、2位以下を少しずつ引き離しに掛かり、5周目には2位の 12 号車との差が約 1 秒 3 と広がる。
9 周目あたりから 300 クラスに追いつき始め、コース幅が狭いもてぎでの追い越しで 2 番手の 12 号車との差を縮められること無 く周回を重ね てい く。 国本選手はファ ステ スト ラ ッ プ(1’39.998)を記録し爆走していく。

11 周目に FCY が出たが、12 周目にレースが再開される。 FCY の影響で 2 位の 12 号車の差が縮まり、13 周目での差はコンマ 8 秒となるが、国本選手は落ち着いて周回を重ねていく。
14 周目に 300 クラス同士の接触に伴う 2 度目の FCY が 15周目に出る。16 周目に解除されたが、2 位の 12 号車がさらに差を縮めてきて、トップ争いが過熱していく。だが、21 周目に12 号車にパスされて 2 番手に下がってしまった。さらに、3 番手の 8 号車も背後に迫り、追いついた 300 クラスの処理も含めて、苦戦を強いられることとなるが、24 周目に 1 位の 12 号車と 3 位の 8 号車がピットに入り、19 号車はトップに返り咲いた。

そのまま翌週 24 周目に 19 号車がピットに入り、ドライバーチェンジ、タイヤ交換などを行い、ピットアウトしたが、暫定 6 位の12 号車の後ろに入り、さらに、アウトラップの S 字で暫定 7 位の 8 号車にパスされて暫定 8 位となった。28 周目で実質トップの 12 号車とは 10 秒の差が付いてしまう(19 号車は実質3 位)。
31 周目に暫定トップだった 37 号車がピットに入り、32 周での19 号車の順位は 3 位、トップの 12 号車との差は約 10 秒、 2 位の 8 号車とは約 7 秒となる。
44 周目で 19 号車は 2 位との差が 12 秒の 3 位走行。後ろの16号車との差は5秒。53周目には、2位との差が17秒、 4 位との差が 10 秒と、3 位単独走行となったが残り周回を確認した宮田選手は前との差を縮めるよう、懸命の追い上げでプ ッシュ開始。最終周、トップの12 号車がガス欠トラブルによるペ ースダウンとなると、一気に差を縮めに入り、宮田選手が 19 号車を最後の最後、メインストレートのゴールライン手前で一気に追い越し、2 位表彰台をゲットする事が出来ました。
レースは、ポールの 19 号車が 2 位との差を広げるものの、2 度の FCY を経て 2 位の 12 号車との差が詰まり、21 周目で 12号車がトップに躍り出る。 終盤、2 位の 8 号車が 12 号車に追いつくと最終周まで激しいトップ争いを展開するが、最終周に 12 号車がガス欠トラブルによるペースダウンで順位が入れ替わり、8 号車がト ップに躍り出てチェッカーを受けました。2 位は最後のメインストレートで残り 50m で 12 号車を抜いた19 号車が、3 位が 12 号車となりました。
以下 17-16-14-24-36-38-37-39-1-64-3-23 となりました。

諦めること無く前に突き進み、今季 2 度目となる表彰台 2 位をゲットする事が出来ました。最終戦は前回ポールポジションを取った富士です。今回お預けだった表彰台の頂点を目指して爆走していきます。皆様の応援、誠にありがとうございました。
次戦(Round 8)は 11 月 27 日 28 日静岡県富士スピードウェイにて開催されます。

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サーキットの興奮をダイレクトにお茶の間にお届けします。
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惜しくも優勝は出来ませんでしたがチームと共ベストを尽くし良いレースが出来たと思っています。土日ともに一生懸命走りました。
僕が担当したファーストスティントはタイヤのウォームアップなどで心配はありましたが、とりあえず 1 周目は抑えて首位を守り、そこから序盤はクリーンエアの中、自分のペースで走ることができました。その時点では少しずつでも後続を離して行けると思ったんですが、途中 2 回 FCY が入ってしまったことで自分のペースが悪くなり、後続に追いつかれて、スティント後半、12 号車に前に行かれてしまいました。厳しいファーストスティントになってしまいましたが、なんとか僅差の 2 番手でバトンタッチができたので、後半スティントで宮田選手が頑張ってくれました。後半、3 位から最後に 12 号車を抜き 2 位に上がることができ、なんとか今季 2 度目の表彰台がゲットできて良かったです。
第 2 スティント担当で、結構バトンを受けとった直後から厳しい状況でしたが、後続をなんとか押さえることができ、3 位を走行していた最終周、ガス欠になった前の車に懸命のプッシュで追いついてパスし、2 位になることができました。
7 月のもてぎ戦以降苦しいレースが続いていたんですが、今回ポールポジションから 2 位を獲得することができて、ベストを尽くせたと思いますし、TGR、チームやタイヤメーカーの皆さんと一緒に頑張った甲斐があったと思います。
最終戦まだ富士が残っているので、再びポールポジションを狙い、今度こそ優勝できるように頑張ります。
ポールトゥウインとはいきませんでしたが 表彰台を獲得できたのは横浜ゴムさん、スタッフ、ドライバーさんのお陰です。そして沢山の応援をくださったスポンサー様、ファンの皆様ありがとうございました。
10 月にテストをしてきました。その成果が表れたと思います。 FCY が入り国本選手の最後の方は厳しい感じでしたがスタートは気合の入った気持ちの走りを見せてくれました。
莉朋選手は約 40 周をタイヤマネージメントして最後までプッシュをし てくれました。その結果最後まで諦めない気持ちで 2 位までマシンを運んでくれました。 ピット作業も速かったです。
勝つのが難しい SUPER GT 存在感は見せれたと思います。得意なサーキットだからこそプレッシャーはあったと思います。 最終戦次第でランキング上位に食い込めるので全力で戦います。
応援ありがとうございました。
Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1
8
ARTA NSX-GT
Honda NSX-GT
野尻 智紀
福住 仁嶺
63 1'40.137 1:50'50.741 BS 35
2
19
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
国本 雄資
宮田 莉朋
63 1'39.998 18.807 YH 20
3
12
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
平峰 一貴
松下 信治
63 1'40.411 19.905 BS 32
4
17
Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
塚越 広大
ベルトラン・バゲット
63 1'40.365 25.939 BS 44
5
16
Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
笹原 右京
大湯 都史樹
63 1'40.168 35.998 DL 13
6
14
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
大嶋 和也
山下 健太
63 1'40.367 36.883 BS 35
7
24
リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
高星 明誠
佐々木 大樹
63 1'40.531 39.543 YH 16
8
36
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
関口 雄飛
坪井 翔
63 1'41.496 40.793 BS 41
9
38
ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
立川 祐路
石浦 宏明
63 1'40.522 45.631 BS 26
10
37
KeePer TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
平川 亮
阪口 晴南
63 1'40.510 46.082 BS 30
11
39
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
ヘイキ・コバライネン
中山 雄一
63 1'40.734 53.099 BS 26
12
1
STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
山本 尚貴
牧野 任祐
63 1'40.764 53.336 BS 60
13
64
Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
伊沢 拓也
大津 弘樹
63 1'40.882 1'21.482 DL 5
14
3
CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
平手 晃平
千代 勝正
59 1'40.517 4 Laps MI 36
15
23
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
55 1'41.284 8 Laps MI 37