TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

2023 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT450km RACE

◾️開催地:富士スピードウェイ

◾️開催日:2023年5月3日(水)・4日(木)

■5 月 3 日(水)

 予選 Q1:国本選手 7 位  | Q2:阪口選手 2 位

□天候:晴 | 路面:ドライ | 

今日、明日と晴天の予報となっている富士スピードウェイで開催される第2戦。開幕戦と異なり晴天の中、予選、決勝通してのドライセッションでの闘い、そして、450kmという長丁場をどう乗り切るか、戦略がものを言う闘いとなる。ホームコースである富士スピードウェイは、去年の第2戦、第4戦はいずれも予選はポールポジションを獲得している。得意のコースであるが、19号車は予選を何位で通過できるか。午前中の練習走行では途中赤旗が提示されたが、練習走行の進行に大きな支障が出ること無く、その中で19号車は決勝を見据えたタイヤを確認。ロングを中心に路面の変化とタイヤを確認しながら1:28.238のタイムを出し、9番手となった。午後からの予選は相変わらずの晴天の中、気温は20℃、路温32℃、湿度54%、路面は完全DRYとなった。

Q1のドライバーは国本選手。開始直後に19号車を含め、ほとんどの車両がコースに入った。予選10分間でタイヤに熱を入れるために周回を重ね、1:30.438を出し、残り1分を切ったところでタイムアタックに入ると、戻ってきた国本選手は19号車を1:27.240と暫定7位をもぎ取る。各車タイム更新があるものの、暫定7位のタイムを上回るものは出ず、19号車はQ17位にて通過となりました。Q1の結果は16-8-24-14-36-17-19-100-(以上Q1通過)-3-23-37-1-38-64-39となりました。国本選手からのフィードバックで車両をアジャストしてQ2へ。

Q2は阪口選手ドライブでのアタックとなる。Q2開始直後にコースインした19号車のタイヤにじっくりと熱を入れ、130秒台の周回を重ね予選時間いっぱい使っての最後のアタックは1:26.496と、すでに暫定トップを取った100号車に0.076秒差と一歩及ばないものの暫定2位をもぎ取る。その後、各車アタックタイムを更新するものの、19号車のタイムを上回るものが出ず、Q2は予選2位を獲得する事が出来ました。1位から6位までがコンマ5秒無い激しいアタック合戦となったQ2の結果は100号車がポールポジションを奪取。2位は19号車が取り、3位以下は16-14-24-36-8-17となりました。明日の決勝は一列目からのスタートとなりました。

2番手でした。朝のフリー走行から車の調子が良くなくて、占有走行でもタイムが出なく、不安な部分も沢山ありましたが予選に向けてチームと話合ってマシンセットを見直し予選に挑みました。結果7番手でQ1突破する事が出来ました。Q2に向けてコンディション変化を読み、内圧等をアジャストし阪口選手が2番手を獲得してくれました。どんどん良くなっているので明日は450km長いレースをチーム一丸となって戦います。今日はハッピーです。』

『フリー走行考えればマシンは良くなって、この位置は満足です。自分のアタックは1か所だけ気になる事があったので悔いが残るのですが良い位置からスタートできるので決勝頑張ります。昨年は順位を落としてしまったので今年は最低表彰台を目指して、チーム一丸となって戦います。』

『フリー走行を考えると上出来の結果です。国本選手は流石でした。阪口選手には完璧な状態で運転させてあげれなくて、申し訳ないです。明日はチーム一丸となって全力で頑張ります。』

■ 5 ⽉ 4 ⽇(木)

決勝 12位
□天候:晴| 路面:ドライ |

予選に続き、素晴らしい天候に恵まれた富士スピードウェイで開催される第2戦。今戦は前売りチケットが売り切れの満員御礼、観戦スペースの沢山のテントが開き、コロナ禍前の賑わいを取り戻しつつあるサーキット。二回の給油が義務となった450kmの長丁場のレース。富士での完全ドライでのロングランはテストを含めても今年初となるため、レース展開の予測が難しく、戦略の立て方が勝利への鍵を握る。スターティングドライバーは国本選手。気温/路面/温度/湿度が22度/38度/52%と予選よりは高いが、レース的には絶好のコンディションとなった。13時半に静岡県警の白バイ/パトカーによるパレードラン、そしてフォーメーションラップでの周回を経てレースがスタートを切った。スタート直後は大きく順位が入れ替わること無く、19号車も2位をキープし、オープニングラップから戻ってきた。

トップの100号車から少し離れつつも、後ろから16号車、24号車からの追撃を受け、早くも2番手争いが勃発するが、2周目のダンロップコーナーの立ち上がりに1624号車に立て続けに刺され、4番手に後退してしまう。さらに、前の24号車から少しずつ間が空く中、後ろから8号車、36号車の4番手争いとなるが、5周目のメインストレートで198が横並びになったところから36号車とのスリーワイドでの1コーナー、36号車が競り勝ち、さらに1コーナーのインで8号車に刺されて6番手となってしまう。9周前後で300クラスの車両に追いつき始めると、後ろの23号車との差が徐々に縮まると、14周目には19号車を先頭に13位の39号車まで4秒と等間隔、トレイン状態で周回を重ねていくような形となる。その均衡が崩れたのが、23周目の1コーナーにて3号車がインを刺し、前にでるものの、直ぐに19号車が刺して順位を戻すが、24周目すぐに19号車は1回目のピットに入ると、給油とタイヤ交換のみでピットアウトし、15番手で復帰する。

先行して数台が20周前半で一回目のピットに入る中、30周目前後に続々と1回目のピットインに入る車が出てきて、アンダーカット戦略を取った車両とのピットを巡る順位の入替が激しくなる。全車1回目のピットが終了した41周目の19号車の順位は8位。後続の3号車に徐々に迫られていたが、44周目のメインストレートで横に出られ、1コーナーでインを刺されて順位を一つ落とし9位となる。そのまま、131秒後半で周回を重ねていくが、後ろの17号車が迫ってくると、53周目のGR スープラコーナーでパスされて11位となる。

56周目には後続の1号車に背後につかれるが、57周目に2度目のピットに入る、ドライバーを阪口選手に交代、タイヤ交換と給油を行い、コースに復帰(暫定14位)。周回数2/3を挟んでの各車ピットインが進む中、72周目の1コーナーで後続の16号車にパスされ、暫定13位に後退する。79周目に24号車がピットに入り全車が2度目のピットインを終了した段階での19号車の順位は13位。

レースも終盤となり、後続の38号車との差が徐々に縮まってきて、残り7周で3秒切るまで迫られる。残り5周で24号車がトラブルでピットに入ってしまい順位が一つ上がる(12位)が、その後順位を上げることなく、そのままチェッカーを受けることとなりました。レースは、ポールの100号車が2位以下を引き離しにかかるが、序盤に2位の16号車が追いつき、2台のランデブーが長く続いたが、1回目の全車ピット終了時に36号車がトップに躍り出ると、後続を引き離しにかかると、2度目のピットインの後も順位が変わらず、終盤2位以下を20秒以上引き離してチェッカー。2位は100号車、3位は残り5周で一気に激しい3位争いとなり、それを制した17号車となりました。以下14-3-37-23-39-1-16-8-19-38-64-8-24となります。とても悔しいレースでした。

『スタートは良かったです。その後ペースを上げる事が出来ませんでした。チームでミーティングをして次から強い戦いが出来るように頑張ります。沢山の応援ありがとうございました。』

『国本選手からバトンを受け取りましたが序盤の映像と無線である程度、車のポテンシャルはわかっていました。後半スティントで追い上げたかったですが非常に苦しい戦いでした。まだまだ改善しないといけないところが沢山あるのでチームで話し合って次戦に望みます。沢山の応援ありがとうございました。』

『正直、車に速さがありませんでした。ドライバーには本当に申し訳ない。ピットは大きなミスはありませんでした。また序盤にPITに入れたのはトップとの差が大きくなり始めたので24周で決断しました。24号車のペースを見る限り、まだまだ19号車には沢山の課題がありますし、もっとドライバーが攻められる車にしないとレースでは勝てません。今回は2日間で8万人以上のお客様が来てくれました。本当にありがとうございます。モータースポーツは元気だという事を世の中にアピールしていきたいです。またそのSUPERGT19号車が活躍している姿を皆様に次戦以降必ずお見せします。今回も沢山の応援ありがとうございました。』

Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1 36 au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
坪井 翔
宮田 莉朋
100 1'29.226 2:33'36.151 BS
2 100 STANLEY NSX-GT
Honda NSX-GT
山本 尚貴
牧野 任祐
100 1'29.213 28.519 BS
3 17 Astemo NSX-GT
Honda NSX-GT
塚越 広大
松下 信治
100 1'29.297 49.370 BS 8
4 14 ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
大嶋 和也
山下 健太
100 1'29.691 50.466 BS 16
5 3 Niterra MOTUL Z
Nissan Z GT500
千代 勝正
高星 明誠
100 1'29.896 58.159 MI 30
6 37 Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
100 1'30.220 59.585 BS
7 23 MOTUL AUTECH Z
Nissan Z GT500
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
100 1'29.966 1:04.910 MI 42
8 39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
関口 雄飛
中山 雄一
100 1'29.726 1:05.169 BS 6
9 1 MARELLI IMPUL Z
Nissan Z GT500
平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
100 1'30.161 1:20.099 BS 10
10 16 ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
福住 仁嶺
大津 弘樹
100 1'29.459 1:21.199 BS
11 8 ARTA MUGEN NSX-GT
Honda NSX-GT
野尻 智紀
大湯 都史樹
99 1'29.694 1 LAP BS 22
12 19 WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
国本 雄資
阪口 晴南
99 1'30.287 1 LAP YH 4
13 38 ZENT CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
立川 祐路
石浦 宏明
99 1'29.809 1 LAP BS 12
14 64 Modulo NSX-GT
Honda NSX-GT
伊沢 拓也
太田 格之進
99 1'29.982 1 LAP DL 2
15 24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
Nissan Z GT500
佐々木 大樹
平手 晃平
95 1'29.510 5 LAP YH
#

OKAYAMA GT 300km RACE

2023-04-15.16

#

SUZUKA GT450km RACE

2023-06-3.4

#

FUJI

2023-08-5.6

#

SUZUKA

2023-08-26.27

#

SUGO

2023-09-16.17

AUTOPOLIS

2023-10-14.15

MOTEGI

2023-11-04.05