TGR TEAM WedsSport BANDOH

WedsSport ADVAN GR Supra

2024 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE

◾️開催地:岡山国際サーキット ◾️開催日:2024年4月13日(土)/14日(日)
■4 月 13 日(土)

 GT500 クラス 14位:2’39.550(Q1/Q2合算)

■天候:晴 コース状況:ドライ

2024年のSUPER GTは30周年を迎え、開幕戦は岡山国際サーキットでの開催となった。TEAM WedsSport BANDOHの今年のドライバーラインナップは去年に引き続き、九年目のベテラン 国本雄資選手に、三年目となる 阪口晴南選手とコンビを組み、盤石な体制で一年を戦っていく。
今季からの予選方式が大幅に変わり、Q1とQ2のベストタイム合算での予選順位となり、なおかつ、予選で使ったタイヤで決勝スタートに使用する事となった。今まではQ1を突破しなければ、Q2に進出が出来なかったため、今までと予選の戦い方ががらりと変わり、なおかつ、予選終了時のタイヤの状態がそのまま、決勝スタートのタイヤ状態にも大きく関わるため、よりいっそう難しい予選の戦いとなる事が予想された。午前中の練習走行では朝から快晴となり、19号車は混走/占有合わせて34周の周回を重ね、1’21:547の15番手タイムとなる。

午後の予選は、天気も良く、気温/路面温度も27℃/37℃とベストコンディションとなった。最終的には40℃を超えた。Q1のアタックドライバーは国本選手。今季からのタイヤ戦略として、如何にQ2に進んだときにニュータイヤのダメージを最小限にしつつ、ニュータイヤ故に一発のアタックタイムを出すことに掛かっている。14時34分からQ1が開始された。19号車が口火を切ってコースイン。周回を重ねていくこととなる。ブレーキも冷えている為、タイヤと路面の確認をしながら、タイヤを温めていく。残り5分でようやく全車がコースインする中、19号車は周回を重ね、残り1分を切った6周目にアタックに入るがグリップ不足により1’19.601で15番手となった。
※その後、8号車が走路外走行によりアタックタイムが取り消されたため、Q1順位が一つ上がった。

Q1の結果は、23-38-14-39-36-100-12-37-3-17-16-24-64-19-(予選不通過)-8となった。Q2のアタックドライバーは阪口選手。Q2のドライバーはQ1で受け取ったユーズドタイヤを温度とグリップをバランスさせながら、最大限のパフォーマンスを引き出しつつ、決勝へ出来るだけ状態良く繋げられるかがドライバーに求められる。Q2はQ1で予選通過基準タイムに達しなかった8号車を除いた14台での争いとなった。Q2もやはり早くから動く車が無く、開始3分でようやく64号車がコースインし、その後、少し間を空けて19号車がコースインして周回を重ねていく。ただ、Q1とは異なり、残り2分を切った4周目で阪口選手がアタックに入り、1’19.949で暫定9番手となる。ただ、再びアタックに入ること無く、他の車両のアタックタイムが更新され、Q2は結果、14番手となった。
Q2の結果は36-39-100-16-3-17-38-14-12-23-37-24-64-19-(予選不通過)-8となる。
予選の総合順位はQ1とQ2の合算タイムとなり、19号車が2’39.550となり、総合順位は14番手となった。予選総合結果は、36-39-100-38-14-23-3-16-12-17-37-24-64-19-(予選不通過)-8となった。

今回持ち込んだセットアップとタイヤが上手くマッチせず、フリー走行からグリップが低い状態でした。予選に向けて大きく車両セットを変更し試みたのですが、いつもの様なパフォーマンスを出すことが出来ませんでしたし、自信を持ってアタック出来なかったことが非常に残念です。

今回からQ1、Q2と同じタイヤでの運用となりました。フリー走行から予想外にグリップがなく、何をやっても差が埋まらない厳しい状況でした。私はQ2を担当しましたがフリー走行よりは車のパフォーマンスを上げることができましたが周りには全く及ばず難しい予選でした。

始めての予選方法が変更になった予選。かなり苦戦してしまいました。ドライバーには本当に申し訳ないと思っています。路面温度が上がって良い方向かな?と期待したのですがグリップが足りませんでした。決勝は後方スタートですがチーム一丸となって諦めない走りを見せたいと思います。スープラのポテンシャルは高いので上手く作戦を組み立てます。

■4⽉14⽇(⽇)

決勝13位
■天候:晴 コース状況:ドライ

晴天の岡山国際サーキット。初夏とおもえるような暖かさとなった。今年の予選ルールが変更となり、予選で使用したタイヤを決勝スタート時に使う事となり、決勝ルールの一人のドライバーが全周回数の1/3以上を走らなければならない事からの複雑なピット戦略もあり、レースの展開がより複雑なものとなるだろう。午前中のウオームアップ走行では、決勝にむけてのセッティングに終始し、13周走行で、タイムは6周目に国本選手が記録した1’22. 288 で15位となった。スタート前に航空自衛隊のF2戦闘機 2機によるウェルカムフライトが行われ、レースに華を添えた。

スターティングドライバーは戦略を変え阪口選手からとなった。午後1時半、岡山県警の5台の白バイを先頭にパレードランを1周し、さらに1周のフォーメーションラップを行い、ローリングスタートが切られた。オープニングラップは12号車が14号車に接触。14号車がスピンし、それをよけられなかった17号車が14号車に突っ込む形となり、多重クラッシュが発生。17号車がコース上にストップした為、SCが入ることとなる。17,14号車の2台が後退したことで、19号車は12位に順位を上げる。ピットオープンの5周で14号車、12号車がピットに入ったため、19号車はさらに1つ順位を上げて11位。

前の24号車からの9位争いを行っている3台から少しずつ離されていくこととなる。レースは1/3の28周目を過ぎ、19号車はトップとの差は60秒差の12位と一人旅が続く。29周目から各車1回目のピットインに入る中、19号車も31周目にピットイン。ドライバーを国本選手に交代したが、右フロントのタイヤのホイールナットが取れず、3輪のみのタイヤ交換をしてピットアウトしたが大幅なタイムロスとなり、コース復帰時にトップとの差が2周遅れとなってしまった。国本選手は、満身創痍の19号車をゴールまで導くべく、慎重な走りをみせ、レースの2/3を走りきり、13位(3週遅れ)にてチェッカーを受けることとなりました。

レースはポールポジションの36号車がトップをキープしたまま、1回目のSC明けのロケットスタートで2位以下を引き離しにかかると、28周目では2位との差を約12秒とし、32周目にピットに入り、一時順位をドロップするも、53周目にピットに入ってなかった37号車がピットに入り、トップに返り咲くと、2位との差を巧みにコントロールして独走態勢となり、そのままチェッカーを受けました。2位はレース後半の2位争いで後ろからの追撃を押さえきった39号車が、3位を100号車が獲得しました。以下 38-23-3-37-8-16-64-12-24-19-(周回数未達)-14–17 となりました。

次戦は5月の富士まで2週間あまり。今回の結果を糧にして、表彰台を目標に爆走していきます。
皆様の応援、誠にありがとうございました。

【Racing Project BANDOH has opened a YouTube channel 】
レーシングプロジェクトバンドウのYoutubeチャンネル。
サーキットの興奮をダイレクトにお茶の間にお届けします。
是非、チャンネル登録を!!!
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久々に後半スティントを走りました。前半スティントからペースが厳しく、またピットストップで右フロントタイヤだけ交換できないトラブルが出てしまい、後半スティントも苦しいレースとなってしまいました。今シーズンからルール変更された事に自分たちは上手くフィット出来ていないことを痛感するレースでした。
厳しい状況だからこそチーム力が試されると思うので、19号車のチーム力と底力を見せられる様に次戦頑張ります。

スタートを担当して周りに離されないようプッシュしましたが、いいところがなくジリジリ離されていく展開でした。その後もピックアップに苦しめられペースが下がる一方で苦しいレースでした。今回なぜここまでパフォーマンスが足らなかったのか今一度見直して次戦に繋げていきます。

まずは沢山の応援ありがとうございました。期待に応える事が出来ずすいません。今日も難しい日でした。グリップ不足とピックアップもあり本当に辛いレースでした。ピットでのロスは現在原因を調査中です。スープラは強い武器と言うことを改めて36号車が結果で示してくれたのでヨコハマゴムと共に前に進むしかありません。

Po No Machine Driver Laps Best Lap Diff.(km/h) Tire SW
1
36
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
坪井 翔
山下 健太
82 1'20.674 2:02'48.219 BS
2
39
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
関口 雄飛
中山 雄一
82 1'20.861 11.011 BS
3
100
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
山本 尚貴
牧野 任祐
82 1'21.000 12.262 BS
4
38
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
石浦 宏明
大湯 都史樹
82 1'21.085 21.100 BS
5
23
MOTUL AUTECH Z
Nissan Z GT500
千代 勝正
R.クインタレッリ
82 1'21.059 24.541 BS
6
3
Niterra MOTUL Z
Nissan Z GT500
高星 明誠
三宅 淳詞
82 1'20.971 25.424 BS
7
37
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
笹原 右京
G.アレジ
82 1'21.431 25.776 BS
8
8
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
野尻 智紀
松下 信治
82 1'21.806 41.315 BS
9
16
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
大津 弘樹
佐藤 蓮
82 1'21.381 43.007 BS
10
64
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
伊沢 拓也
大草 りき
81 1'21.651 1 Lap DL
11
12
MARELLI IMPUL Z
Nissan Z GT500
平峰 一貴
B.バゲット
81 1'21.755 1 Lap BS
12
24
リアライズコーポレーション ADVAN Z
Nissan Z GT500
松田 次生
名取 鉄平
81 1'21.653 1 Lap YH
13
19
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
国本 雄資
阪口 晴南
79 1'22.264 3 Laps YH
14
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
大嶋 和也
福住 仁嶺
43 1'21.885 39 Laps BS
17
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
塚越 広大
太田 格之進
BS
 
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